iPhone 16がついに登場しましたが、モバイルゲーマーには少し物足りないかもしれません。期待されていた120Hzのリフレッシュレートは、なんとProモデル専用です。「またか…！」と思った人も多いのではないでしょうか？
それでも、A18チップのおかげでパフォーマンス自体は素晴らしいですが、ゲーマーにとっては画面の滑らかさが気になるところです。
期待外れのリフレッシュレート：iPhone 16は60Hzのまま
iPhone 16の登場を楽しみにしていたゲーマーたちにとって、リフレッシュレートが60Hzのままという事実は少し残念ですよね。多くの人が期待していたのは、より滑らかな120Hzの表示性能。しかし、その夢はProモデルにのみ実現され、標準モデルを選ぶ人々には届きませんでした。「またPro専用か！」と感じた方も多いはずです。
リフレッシュレートが高いと、ゲームや動画の動きがよりスムーズになり、特に激しいアクションやFPSゲームを楽しむ際に違いがはっきりと出ます。60Hzの画面では、120Hzに比べて映像の滑らかさが不足し、動きが少しカクカクした感じになりやすいんです。最近のゲーミングスマホでは、ほとんどが120Hz以上のリフレッシュレートを標準搭載していますから、iPhone 16の60Hzというスペックは、やや時代遅れに感じられてしまいますよね。
一方で、Appleがこの機能をなぜ標準モデルに搭載しないのか？という疑問が残ります。おそらく、Proモデルとの差別化を図りたいという狙いがあるのでしょう。しかし、他のメーカー、例えばSamsungやGoogleのように、基本モデルでも120Hzを搭載しているところが増えている中、Appleのこの決定はユーザーからすると「なぜ？」という気持ちを引き起こしますよね。
ゲーミング性能はバッチリ、でもそれだけでは…
リフレッシュレートのがっかり感はあるものの、iPhone 16自体のゲーミング性能は文句なしです。Appleの最新A18チップは、高性能なグラフィックス処理能力を持っていて、どんなゲームでも快適に動作します。さらに、Apple Arcadeの豊富なゲームライブラリも、Androidにはない大きな魅力です。広告なし、追加課金なしで楽しめるゲームが200以上も揃っているんですから、ゲーム好きにとってはうれしい限りですよね。
でも、いくら性能が良くても、やっぱり60Hzでは「もうちょっと滑らかだったらなぁ」と感じてしまうことが多いです。例えば、シューティングゲームやレースゲームのような素早い動きが求められるタイトルでは、その違いが顕著に現れます。FPS（フレームパーセカンド）の数値自体が高くても、リフレッシュレートが低ければ、映像のスムーズさに影響が出てしまいます。
また、ゲーミングスマホと呼ばれる特化型の機種たち、例えばAsusのROG PhoneシリーズやRedMagicシリーズと比較すると、iPhone 16のリフレッシュレートの差は、かなり大きなハンデと言えるでしょう。これらのモデルは、120Hzはもちろん、144Hzやそれ以上のリフレッシュレートを実現しているものもありますから、ゲームプレイの体験そのものが全然違ってきます。
次世代に期待？iPhone 17に120Hzがやってくるかも
今のところ、iPhone 16のリフレッシュレートにがっかりしている方は、来年のiPhone 17に期待するのが良さそうです。噂によると、iPhone 17では全モデルに120Hzのリフレッシュレートが搭載される可能性が高いそうですよ。これが実現すれば、ついにAppleの標準モデルでも、滑らかなゲーム体験ができるようになるかもしれませんね。
もちろん、今すぐに新しいスマホが欲しい場合は、iPhone 16 ProやPro Maxを選ぶのもアリです。これらのモデルにはすでに120Hzが搭載されているので、今すぐにでも快適なゲームプレイが楽しめます。しかし、もし今すぐでなくても良いという方は、来年のiPhone 17を待つのが賢い選択かもしれません。特に、次世代モデルではより高いリフレッシュレートに加えて、さらに強力なチップが搭載されることが期待されているので、ゲームだけでなく全体的な使い勝手が大幅に向上する可能性があります。
また、もし今のうちに高リフレッシュレートの体験をしたいなら、Androidのゲーミングスマホを試してみるのも一つの手です。価格もiPhoneに比べて安いものが多く、ゲーマー向けの機能も充実しています。それでも、Appleのエコシステムにこだわる方は、やはり来年まで我慢して、iPhone 17の登場を楽しみに待つのが良いかもしれませんね。