GoogleがAndroid 15の最新アップデート「QPR2 Beta 3」をリリースしました！
今回のアップデートでは、ユーザーや開発者から報告された不具合が多数解消されています。

特に、通話中の再起動やアプリ再開時の不具合といった厄介な問題が改善され、
使い心地がさらに快適になりました。さて、あなたのデバイスは対象でしょうか？

新機能より大事？QPR2 Beta 3で解消された主な問題点

GoogleがリリースしたAndroid 15の最新アップデート「QPR2 Beta 3」は、細かな不具合をまとめて解決する頼れるアップデートです。今回解消された問題は、日常のスマホ利用に直結するものばかりで、ユーザーには嬉しい改善が盛りだくさんです。たとえば、通話中にスマホが突然再起動するという問題が解決されました。通話中に画面が暗転して「あれ？落ちた？」なんて心配も、これで減りそうです。

さらに、アプリを再開しようとしてもホーム画面に戻ってしまうイライラポイントも修正されました。仕事やゲームに集中したいとき、この問題に悩まされていた人は多いはずです。それだけでなく、ビデオ撮影中に謎の「カチッ」という音が入る不具合や、一部デバイスでワイヤレス充電がうまく動作しない問題もバッチリ修正済みです。

ほかにも、Android 15とWear OSデバイスの連携中に発生していたクラッシュ問題や、システムUIが突然停止するバグも修正され、使い勝手が大きく向上しています。もちろん、まだ完璧とはいきませんが、ひとつひとつ問題を解消していく姿勢は心強いですね。

対応デバイス一覧：あなたのスマホも対象？

今回のQPR2 Beta 3アップデートに対応するデバイスは、Pixelシリーズを中心に多岐にわたります。最新モデルのPixel 8やPixel 9シリーズはもちろん、Pixel 6シリーズからFoldやTabletまで幅広いデバイスが対象です。具体的には、Pixel 6、6 Pro、6aといった旧モデルから、Pixel 7シリーズ、さらにPixel FoldやPixel 8aなどの折りたたみ型やエントリーモデルも対応しています。

特に注目すべきは、最新のPixel 9シリーズもカバーしている点です。新しい端末を購入したばかりで「新しい機能がすぐに使えるかな？」と気になっていた方にも朗報ですね。ただし、一部のデバイスでは特定のモードで問題が発生する場合もあるので注意が必要です。たとえば、Pixel 8や8aで16 KBモードにブートした際、タッチスクリーンが反応しなくなる可能性が報告されています。

今使っているスマホが対象かどうかは、Googleの公式サイトや設定画面で確認してみてください。もし対象外なら、次のアップデートを楽しみに待つか、新しい端末への乗り換えを検討するのもアリですね。選択肢が多い時代だからこそ、慎重に選びたいものです。

知っておきたい注意点と次回アップデートの期待

今回のQPR2 Beta 3は魅力的な修正が多い反面、まだ完全には安定していない部分もあります。特に、一部のデバイスで起こる不具合については公式からも注意喚起がされています。具体的には、Pixel 8/8aのタッチスクリーンが特定条件下で動かなくなる問題があります。この場合、Beta 2.1を使い続けるか、安定版のAndroid 15 QPR1に戻すことが推奨されています。

また、ベータ版を試しているユーザーにとって、バグ報告アプリがクラッシュする不具合は少し困りものです。報告ができないと、他のユーザーと情報を共有しづらいのが難点ですね。それでも、Googleはこうした問題を迅速に修正してきた実績がありますので、次回のアップデートに期待が高まります。

日々進化するAndroid、次のアップデートではどんな新機能や改善が登場するのでしょうか？「Private Space」や「盗難防止ロック」といった機能が話題になりましたが、これからも便利で快適な体験が期待できそうです。次のアップデート情報を楽しみに待ちながら、今のバージョンを最大限活用していきましょう！

Source：Neowin