Googleマップのアップデート、使いづらくなったって思ってた?実は多くのユーザーが同じ不満を抱えていたらしい。
1月のアップデートで、ナビを使わないときでも地図が画面中央に固定され、視界が悪くなったと大ブーイング。便利なはずの目的地候補ボックスが邪魔になり、道が見えにくくなるというまさかの仕様変更だった。
しかし、ついにGoogleがこの迷走を認めて撤回を開始!とはいえ、まだ他にも直してほしい点があるようで……?
ユーザー激怒!「画面が使いにくい」と大不評のアップデートとは?
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今年1月、GoogleマップのアップデートがAndroid Autoユーザーの間で大きな話題になりました。でも、それは「便利になった!」という喜びの声ではなく、「使いづらくなった!」という怒りの声でした。
問題となったのは、ナビを使わないときの地図の表示方法。従来は画面の右側に寄っていて、広い視野で地図を確認できました。でも、アップデート後は地図が中央に固定され、しかも「よく行く場所」などの目的地候補ボックスが前面に表示される仕様に。これが邪魔で、周囲の道路が見えづらくなり、多くのユーザーが「これじゃ使えない!」と嘆く事態になったのです。
さらに厄介だったのは、この変更が自動で適用される「サーバー側のアップデート」だったこと。つまり、ユーザーが設定で戻すこともできず、気づいたときにはもう変更後の仕様になっていました。これには「勝手に変えないで!」「なんでこんなことを?」と不満の声が噴出。SNSやフォーラムでは「最悪のアップデート」とまで言われ、Googleマップの使い勝手に敏感なドライバーたちの怒りを買ってしまいました。
Googleは時々、ユーザーの予想を超える変更を突然導入することで知られていますが、今回は特に「なぜこうしたのか分からない」という意見が多かったです。「視界が悪くなったら意味がない」「安全運転の邪魔になる」といった指摘もあり、Googleマップの方向性に疑問を持つ人も少なくありませんでした。
では、これだけの批判を受けたGoogleはどうしたのでしょうか?
Google、ついにユーザーの声を聞く!元の仕様に戻す決断
大きな批判を受け、Googleはついに方針を転換。元の仕様に戻すことを決めました!
今回の修正も、前回と同じくサーバー側の変更なので、ユーザー側で特別な設定をする必要はありません。最新のGoogleマップを開けば、ナビを使わないときでも従来どおりの表示に戻っているはずです。ただし、すべてのユーザーに一斉に適用されるわけではなく、段階的にロールアウトされているとのこと。まだ変更が反映されていない場合は、少し待つ必要がありそうです。
では、なぜGoogleはこんな仕様変更をしてしまったのでしょうか?これについてGoogleから明確な説明はありません。しかし、Android AutoやGoogleマップは常にテストを繰り返しながら改善されているため、今回のアップデートも「試しにやってみたら不評だったので戻した」という流れのようです。
この迅速な対応には「Google、やればできるじゃん!」という声もありますが、「最初からやらなければよかったのに」とのツッコミも多いのが現状です。とはいえ、企業がユーザーの声を聞いて対応を変えるのは良い傾向とも言えます。Googleはこれまでにも不評なアップデートを修正してきましたが、今回の件でさらに「ユーザーの意見を大事にするべきだ」という学びを得たのではないでしょうか。
それにしても、最近のGoogleはなかなか大胆な変更を仕掛けてきますね。「もしかして、次のアップデートもまた何かやらかすのでは?」と心配する声もチラホラ……。
でもまだ問題は山積み?Googleマップの今後に期待と不安
Googleマップの表示問題が修正されたのは朗報ですが、実はまだ「これも直してほしい!」という点がいくつか残っています。
たとえば、ナビを使っていないときに「スピードメーター」が表示されないのもそのひとつ。現在の仕様では、目的地を設定してナビを起動しないと速度が表示されないんです。でも、普段の運転でいちいちナビを使うとは限りませんよね?地元の道ならナビなしで走る人も多いはず。それなのに、スピードメーターが出ないのはちょっと不便。特に、速度制限が厳しくなっているエリアでは「今、何キロ出てるんだろう?」と確認したい場面もあります。
実際、ライバルのWazeでは、ナビを使っていなくてもスピードメーターが常に表示される仕様になっています。GoogleがWazeも所有していることを考えると、「え、なんでWazeみたいにしないの?」と思うのも無理はありません。
さらに、Googleマップは最近「動作が重い」という声も増えています。特に、古めのスマホやタブレットではマップの読み込みに時間がかかることも。アップデートのたびに機能が増えるのはいいことですが、それが原因で動作がもたつくようでは本末転倒です。
Googleは今回、ユーザーの不満を受けて仕様を戻しましたが、まだまだ改善すべき点は多いはず。便利な地図アプリとして長年愛されてきたGoogleマップだからこそ、今後もユーザーの声をしっかり聞いて進化してほしいですね。
次のアップデートでは、ぜひ「お、これはナイス!」と言える改良を期待したいところです。
Source:autoEvolution