あれ、ちょっと席を外しただけなのに、またWindowsがロックされちゃった…。毎回パスワードを入力するのって、ちょっと面倒ですよね?この記事では、Windows 11や10が勝手にロックしないようにする簡単な方法を紹介します。楽しく、そして簡単に設定変更して、もう「またロック?」とはおさらばしましょう!

動的ロックとスクリーンセーバーをオフにしよう

まず最初に、Windowsが勝手にロックしないようにするためには「動的ロック」と「スクリーンセーバー」をオフにすることが大事です。動的ロックって何?って思うかもしれませんが、これはWindowsがスマホなどのBluetoothデバイスを使って、自動的にパソコンをロックする機能なんです。スマホを持って部屋を出ると、パソコンも「じゃあロックしちゃうね!」って感じで、勝手にロックしてしまうんです。

これを防ぐためには、まず設定画面を開きましょう。Windowsキーを押して「設定」を開き、「アカウント」→「サインインオプション」へ進みます。ここで「動的ロック」の項目があるので、そのチェックを外しましょう。「スマホを持って部屋を出ても、ロックしないでね!」とWindowsに教えてあげるわけです。

次にスクリーンセーバーです。これも意外と勝手にロックされる原因になりがちです。スクリーンセーバーの設定を開くには、デスクトップの何もないところを右クリックして「個人設定」→「ロック画面」→「スクリーンセーバー設定」に進んでください。そして、「再開時にログオン画面を表示する」のチェックを外します。これで、スクリーンセーバーが終了した後も、パソコンはロックされずそのまま使えるようになります。

この2つを設定すれば、勝手にロックされる問題の大部分は解決できるはずです。これでパソコンも「もうロックしないから安心してね!」と答えてくれるでしょう。

サインイン設定を見直して、もう一度ログインしなくてもOKに!

次に、サインイン設定を調整して、パソコンが「もう一度ログインして!」と頼む頻度を減らしましょう。特に、少し席を外しただけで、またログイン画面に戻ってしまうのが困るという人にオススメです。

まずは、設定画面を開いて「アカウント」→「サインインオプション」へ進みます。ここで注目するのは「不在時、いつWindowsに再度サインインさせますか?」というオプションです。この項目を「なし」に設定しましょう。これで、パソコンがあなたに「もう一回ログインして!」と頼むことはなくなります。Windows 11でもWindows 10でも、やり方はほぼ同じです。

さらに、パソコンがスリープ状態に入らないように電源設定も見直してみましょう。Windows 11の場合は「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」から「画面とスリープ」のオプションを探して、バッテリー駆動時と電源接続時のスリープタイマーを「なし」に変更します。これで、バッテリーが切れそうでもない限り、パソコンはスリープに入らず、ずっとあなたを待ち続けてくれます。

これで、もう席を立つたびにログインする手間から解放されます。「えっ、またログイン?」というイライラともお別れです!

グループポリシーやレジストリもいじれる!?上級者向けの方法も

ここからは、もうちょっとテクニカルな方法を紹介します。上級者向けには、グループポリシーやレジストリをいじる方法もあります。ちょっと難しそうに聞こえますが、やり方を覚えればそんなに複雑ではありません。

まず、グループポリシーを使ってロックを防ぐ方法です。Windowsキーと「R」を同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。そこで「gpedit.msc」と入力して、Enterキーを押します。すると、ローカルグループポリシーエディタが開きます。ここで「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「コントロールパネル」→「パーソナライズ」と進んでください。そして「ロック画面を表示しない」という項目をダブルクリックして、「有効」を選んでください。これで、Windowsのロック画面が表示されなくなります。

次に、レジストリをいじる方法です。これも同じくWindowsキーと「R」を押して「regedit」と入力し、Enterを押します。レジストリエディタが開くので「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Personalization」に進んでください。もし「Personalization」というキーがなければ、自分で作成する必要があります。そこに「NoLockScreen」という新しいDWORD(32ビット)値を作成し、その値を「1」に設定します。これで、Windowsが自動でロックされることはなくなります。

この2つの方法は少し上級者向けですが、一度設定してしまえば、もうパソコンが勝手にロックされる心配はなくなります。ちょっと勇気を出して挑戦してみましょう!