スマートウォッチのバッテリー問題、もう気にしなくていいかも?

OnePlusの最新スマートウォッチ「OnePlus Watch 3」が、なんと5日間も充電なしで動くって話題になっています。しかも、省電力モードなら16日間も持つとか!

一方、ライバルのSamsung Galaxy Watch Ultraは通常モードで60時間。これは…圧倒的な差!?気になるその秘密をチェックしてみましょう!

驚異の5日間駆動!OnePlus Watch 3の実力とは?

スマートウォッチのバッテリー持ちに悩んだこと、ありませんか?「1日で充電が切れるなんて普通」なんて思っていたら、OnePlus Watch 3がそんな常識を覆してきました。なんと、通常モードで5日間、節約モードなら16日間も持つんです!

ライバルのGalaxy Watch Ultraは通常モードで約60時間、つまり2日半ほど。省電力モードなら100時間ですが、それでもOnePlus Watch 3には及びません。この差は、ただのバッテリー容量の違いだけじゃないんです。

OnePlus Watch 3には「シリコンナノスタックバッテリー」という特別な技術が使われており、従来の500mAhから631mAhへと大幅アップ。これが長時間駆動の秘密のひとつ。でも、バッテリーだけでこんなに差がつくわけじゃないんです。

実は、プロセッサーの使い方にも工夫がされています。メインのSnapdragon W5チップと、補助的に動くBES2800 MCUという2つのチップを組み合わせることで、バッテリー消費を大幅に抑えています。重いアプリを動かすときはSnapdragon W5を、待機中や軽い操作ではBES2800を使うことで、無駄な電力消費をカットしているんですね。

この5日間バッテリー、実際の使い勝手はどうなのか気になりますよね?もしメーカーの発表通りなら、毎晩充電する必要がなくなり、旅行や出張でも充電器なしで安心して使えそうです。特に、スマートウォッチをナイトトラッキング(睡眠計測)に使う人にとっては、これはかなり嬉しいポイントじゃないでしょうか。

「充電するのを忘れるくらいがちょうどいい」そんな未来が、OnePlus Watch 3で現実になりそうです。

なぜそんなに持つ?デュアルプロセッサーの秘密

OnePlus Watch 3のバッテリーが長持ちする理由、それはデュアルプロセッサーの使い分けにあります。スマートウォッチは基本的に「動かしているとき」と「待機しているとき」があるので、それぞれに最適なチップを使うことで電力を節約しているんです。

メインで動くのは「Snapdragon W5」。これはパワフルなプロセッサーで、アプリを開いたり通知をチェックしたりする際に活躍します。一方、「BES2800 MCU」という省電力チップは、時計がスリープ状態のときや軽いタスクを処理するときに使われます。これが省エネのカギなんですね。

しかも、BES2800は最新の6nmプロセス技術を採用していて、以前のモデルよりも効率よく動くようになっています。つまり、少ない電力でしっかり動いてくれるわけです。これにより、無駄なバッテリー消費が抑えられ、5日間という驚異的なバッテリー持ちを実現しています。

ただ、このデュアルプロセッサー構造にはちょっとした弱点もあります。それは、スリープ状態から復帰するときに若干の遅れが発生すること。例えば、通知をチェックしようとして時計を手首で持ち上げたとき、ほんの一瞬ラグがあるかもしれません。とはいえ、そのわずかな遅れを気にする人は少ないかもしれませんね。

これだけ省エネ設計になっていても、OnePlus Watch 3はパフォーマンスを犠牲にしていません。アプリの操作感もスムーズで、普段使いなら全く問題なし。さらに、ステンレススチールのフレームやサファイアクリスタルのディスプレイを採用し、耐久性もしっかり確保しています。

「バッテリーが長持ち=スペックが低い」なんて時代はもう終わり。デュアルプロセッサーの賢い使い分けによって、パワフルさと省エネを両立したOnePlus Watch 3は、まさにスマートウォッチの新時代を切り開く存在と言えるでしょう。

これで決まり?買う前に知っておくべきポイント

OnePlus Watch 3、スペックを見る限りかなり魅力的ですが、本当に「買い」なのか?ここで、購入前に押さえておきたいポイントを整理してみます。

まず、一番の強みはやはり「5日間のバッテリー持ち」。これは間違いなく大きなメリットです。毎晩充電する必要がなくなるのは、忙しい現代人にとって嬉しいポイントですよね。でも、バッテリーが長持ちするからといって、すべての人に最適とは限りません。

たとえば、OnePlus Watch 3はWear OS搭載ですが、SamsungのGalaxy Watchシリーズのような専用のOne UIはなく、純粋なWear OSに近い体験になります。そのため、Galaxy Watch UltraのようなSamsung独自の機能(例えば、一部のSamsungスマホとの高度な連携機能など)が使えない点には注意が必要です。

また、価格も気になるところ。OnePlus Watch 2の価格が約300ドルだったことを考えると、OnePlus Watch 3も同じくらいになる可能性が高いです。Galaxy Watch Ultraはハイエンドモデルで価格が高めなので、それと比べるとコスパは良さそうですが、まだ公式発表がないので最終的な判断はもう少し待ったほうがいいかもしれませんね。

さらに、デザイン面ではチタンハイブリッド合金のベゼルやステンレススチールのフレームを採用し、サファイアクリスタルでディスプレイを保護。これにより、高級感と耐久性を両立しています。「見た目にもこだわりたい!」という人にもピッタリかもしれません。

総合的に見ると、OnePlus Watch 3は「バッテリー持ちを最優先したい人」にとっては最適な選択肢になりそうです。とはいえ、他のWear OS搭載スマートウォッチと比べて、どんな機能があるのか、どんな制限があるのかをしっかりチェックしてから購入を決めるのがベストでしょう。

Source:SamMobile