GoogleがAndroid Autoで地図ナビの矢印位置を「中心」に変更しました。この小さな変更が、一部のユーザーをちょっとイライラさせているんです。特に画面が小さい車では、地図の見やすさが大幅に低下していると不満の声が。
目的地を設定していないときに起きるこの変更、Google Mapsの検索バーが画面を占領してしまい、次の道が見えづらくなってしまうとか。これ、もう少し気を使ってほしいですよね!
ユーザーを困惑させる「矢印の中心配置」とは?
Android AutoのGoogle Mapsに最近加わった「矢印の中心配置」機能、ご存じですか?これ、目的地を設定していない状態で地図を見ると、ナビゲーションの矢印が画面のど真ん中に表示される仕様になっています。一見すると「別にいいじゃん」と思うかもしれませんが、意外な落とし穴があるんです。
この変更、画面が大きい車ならそこまで気にならないかもしれません。でも、ちょっと小さめの車の画面では、矢印の周りに出てくる「目的地検索ボックス」が地図の大部分を隠してしまうんです。「ここから先の道がどんな感じなのか」が一目でわからず、運転中にストレスを感じるという声も。これ、地図を使うためのアプリが地図を見にくくしてどうするんでしょうね!
目的地を設定すれば矢印の位置は変わるので、これ自体は一時的な問題ではあるんですが、わざわざ目的地を毎回入力するのも面倒ですよね。地図を使う自由度がちょっと減った感じがして、なんとももったいない仕様変更です。この変更にネット上でも「なんでこうしたの?」という意見が続出しています。
小さい画面が特に厳しい!地図が見えにくくなる問題
Android Autoは、さまざまなサイズの車の画面に対応できるように設計されています。でも今回の「矢印の中心配置」アップデートでは、小さな画面を使う人たちが特に困っているようです。だって、画面の中心に矢印、その周りに巨大な検索ボックスやボタンがどーんと表示されて、肝心の地図がほとんど見えないんですよ。
たとえば、目的地を入力していないときに、次の交差点がどんな感じか知りたいとしますよね。でもこの仕様だと、「次どこ曲がるの?」と地図を見たくても、周囲が見えにくいんです。これ、普段から小さいスマホやタブレットを使い慣れている人でも「ちょっとこれは…」って感じるんじゃないでしょうか。
さらに、小さい画面だと「どこを押せばいいのか」もわかりづらくなることがあります。目的地検索ボックスを隠したり、最小化できればいいんですが、それをするのにも手間がかかるのが現状です。運転中にこういった操作をするのは危ないですし、もっとシンプルな解決策があればいいなと思いますよね。
今後のアップデートに期待…Googleは改善するのか?
今回のアップデート、正直なところ、かなり議論を呼んでいます。でも、GoogleはこれまでにもAndroid AutoやGoogle Mapsのインターフェースを何度も変更してきたので、今後また改善される可能性は高いです。実際、過去のアップデートで不評だった部分が改善された例もありますし、今回の矢印配置問題もフィードバック次第で良い方向に進むかもしれません。
例えば、検索ボックスのサイズをもう少し小さくするか、必要ないときには自動で隠れるようにするだけでも、だいぶ違うと思いますよね。それか、矢印の位置をユーザーが選べるような設定が追加されると、「みんなハッピー」な感じになりそうです。Googleさん、どうでしょう?
とはいえ、こればかりはGoogleの動きを待つしかありません。今後のアップデートが来るまでは、目的地を先に設定してから地図を使うなど、ちょっとした工夫で乗り切るしかなさそうです。皆さんも、Googleにフィードバックを送ると改善が早まるかもしれませんよ!
Source:Android Central