サムスンの新型スマホ「Galaxy S25」が発表されて、さっそく話題になってるよね。特に「オブジェクト消しゴム」機能がすごいらしい!
手前に写り込んだ人や物を消すだけじゃなく、AIが背景や隠れた部分を勝手に補完してくれるとか。TikTokでは「顔を手で隠しても、AIがちゃんと再現してくれる!」って驚きの声が続出してるよ。
でも、ここまでリアルに加工できると、写真の「本物」って何だろう?って思っちゃうよね。果たしてこの機能、みんなの生活をどう変えるんだろう…?
Galaxy S25の新機能、ここがスゴイ!
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サムスンが新たに発表した「Galaxy S25」シリーズ。その中でも特に注目を集めているのが「オブジェクト消しゴム」機能です!
この機能を使えば、写真の中の邪魔なモノを簡単に消すことができます。例えば、観光地で撮った写真に知らない人が写り込んでしまっても、数秒でサクッと消去。しかも、ただ消すだけじゃなくて、背景をAIが自動で補完してくれるんです。
さらに、オブジェクトのサイズを変えたり、位置を動かしたりすることも可能。まるで魔法のように画像を編集できるので、「もはや現実って何?」と戸惑う人もいるかもしれません。
実際に、TikTokであるユーザーが「顔の前に置いた手を消してみた」という動画を投稿。その結果、AIが見事に隠れた顔を再現し、大きな話題になりました。手を完全に消してしまったのに、あたかも最初から手がなかったかのような仕上がりだったんです。
この技術、まるで未来のSF映画みたいですよね。でも、あまりにも簡単に画像を改変できるようになると、「どこまでが現実で、どこからが編集なのか?」と疑問に思う人も増えそうです。
写真編集の未来!?驚きのAI技術
オブジェクト消しゴム機能がここまで進化したのは、サムスンの「Galaxy AI」のおかげです。これは、Googleと共同開発した高度なAI技術を活用しているんだとか。
実際に、Pixelシリーズにも搭載されている「マジックエディター」とほぼ同じ技術が使われているらしく、両者の編集結果はかなり似ています。ただし、Galaxy S25はこの機能をより直感的に使えるように最適化されているのがポイントです。
例えば、写真の中のワイヤレス充電器を消してみると、背景が自然に補完されるだけでなく、手の形までしっかり整えられていました。これまでの編集ツールでは、消した部分が不自然にボヤけたり、変な模様になったりすることも多かったですが、Galaxy AIはそういった問題をほぼ解消しているんです。
他のスマホと比べても、その違いは一目瞭然。iPhone 16 Proの編集機能は「写真のクリーンアップ」を目的としているため、オブジェクトを完全に消すのではなく、細かなノイズを軽減する程度。一方、OnePlus 13はなぜか消した部分に別のオブジェクトを勝手に追加してしまうことがあるという謎仕様でした。
それにしても、AIがここまで賢くなると、「スマホで撮った写真が、本当に撮ったままのものなのか?」と考えてしまいますよね。今後、SNSの写真を見ても、どこまでがリアルでどこからがAI編集なのか、見分けるのが難しくなるかもしれません。
でもちょっと待って…AI編集の落とし穴も?
ここまで聞くと「Galaxy S25のAI編集、最高じゃん!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。便利すぎるがゆえに、いくつかの問題点もあるんです。
まず一つ目は、「写真の信ぴょう性がどんどん薄れてしまう」という点。これまで、写真は「目の前で起きたことを記録するもの」でした。でも、AI編集がここまで進化すると、「この写真、本当に撮ったもの?」と疑われる時代が来るかもしれません。
実際に、Galaxy S25ではAIが顔を補完することができます。もしこの技術が悪用されると、存在しない人を捏造したり、本当はそこにいなかった人を「いたことにする」ことも可能になってしまいます。こうなると、フェイク画像と本物の区別がますます難しくなりますよね。
そこでサムスンは、この問題への対策として「AI生成の画像には透かし(ウォーターマーク)を入れる」という仕組みを導入しました。写真の隅に「AI編集済み」と表示されるので、一応は判別がつくようになっています。ただし、このウォーターマークは簡単にトリミングで消せてしまうので、完璧な対策とは言えません。
また、プライバシーの問題も気になります。AI編集が顔を補完するということは、スマホ内の過去の写真データを参照している可能性があるからです。サムスンは「ローカルデータのみを使用」と説明していますが、クラウドとの連携がある以上、データがどこで使われているのか完全に把握するのは難しいかもしれません。
それにしても、ここまで来ると「もはや写真って何?」という哲学的な疑問すら湧いてきますよね。写真は真実を写すものなのか、それとも、ただの「AIによるイメージ生成ツール」になってしまうのか…。便利な反面、ちょっと考えさせられる技術です。
Source:Android Headlines