Samsungが開発中と噂されていた”三つ折りスマホ”の正式名称がついに判明しました!その名も『Galaxy G Fold』。名前の「G」はどうやらヒンジの形に由来しているらしいです。
しかも、このスマホは左右の両側から折りたためるというユニークなデザインになるとのこと。画面サイズは9.96インチとタブレット並みで、かなりインパクトのあるガジェットになりそうです。
ただし、気になるのはその価格…。先行するHuaweiの三つ折りスマホは約2,800ドルだったので、Galaxy G Foldも2,000ドルを超える可能性大。はたして、この未来型スマホはヒットするのでしょうか?
そもそも三つ折りスマホって何?Galaxy G Foldの特徴
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Samsungが開発中の『Galaxy G Fold』は、その名の通り「三つ折り」できるスマートフォンです。通常の折りたたみスマホは二つ折りですが、今回は左右の両側から折れる仕組みになっています。まるで紙を折るような感覚で使える、新しいタイプのスマホです。
画面サイズは広げると9.96インチ、縦が6.54インチと、ほぼタブレット級の大きさになります。動画視聴やゲームはもちろん、マルチタスク作業もしやすくなること間違いなしです。しかも、画面を折りたたんだときのために、背面にもサブディスプレイが搭載される可能性があります。
「G Fold」の「G」は、ヒンジの形に由来すると言われています。このヒンジによって、左右に折りたたむことで画面を守る設計になっているのです。ただし、この機構のせいで、通常のスマホよりも少し厚みが出るかもしれません。
気になる重さですが、ライバル機であるHuawei Mate Xシリーズと同じくらいになると言われています。Mate Xは約298gなので、それなりにずっしりとした重さは覚悟したほうがいいかもしれませんね。スマホというより、持ち運べるタブレットと考えたほうがしっくりきそうです。
とはいえ、画面サイズと機能を考えれば、この重量も納得かもしれません。もしかすると、これまでの折りたたみスマホの常識を覆す、まったく新しい使い方が生まれるかもしれませんね。
気になる発売時期は?2025年後半から2026年初めが有力
Galaxy G Foldの発売時期については、まだ公式発表はありません。しかし、リーク情報によると2025年の終わりから2026年の初めにかけて登場する可能性が高いようです。
この情報を明かしたのは、韓国のリーカー「Yeux1122」です。過去にもSamsung関連の情報を的中させてきた人物なので、今回の予想も信ぴょう性がありそうです。また、ディスプレイ業界の専門家であるRoss Young氏も「2026年1月の発売が有力」との見解を示しています。
ただ、一部の情報では「2025年後半に出るかも」との話もあり、まだ確定とは言い切れません。なぜ発売時期がブレているのかというと、三つ折りスマホという新しい技術が関係している可能性があります。Samsungは、製造コストや市場の反応を見ながら、慎重にリリースのタイミングを決めているのかもしれません。
また、折りたたみスマホ市場はまだ発展途中です。特に三つ折りとなると、耐久性や使いやすさなど、解決すべき課題が多いはずです。Samsungとしては、品質をしっかりと確保し、ユーザーに満足してもらえる製品に仕上げたいと考えているのではないでしょうか。
発売時期がずれ込む可能性はありますが、これだけ話題になっているデバイスですから、Samsungとしても失敗はできません。登場が待ち遠しいですね!
お値段は…やっぱり高い?2,000ドル超えの可能性も
Galaxy G Foldの価格について、まだ公式な発表はありません。しかし、これまでの情報から考えると、かなり高額になることは間違いなさそうです。
参考までに、Huaweiの三つ折りスマホ「Mate Xシリーズ」は約2,800ドル(約41万円)で販売されました。これを考えると、Galaxy G Foldも2,000ドル(約30万円)を超える可能性が高いです。特に新しい技術が盛り込まれる分、価格が高騰するのは避けられないでしょう。
現在、Samsungの最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」ですら、最も安いモデルでも1,300ドル(約19万円)します。それを考えれば、さらに複雑な構造を持つ三つ折りスマホが高額になるのは、ある意味当然かもしれません。
問題は、そこまでの価格に見合うだけの価値があるかどうかです。折りたたみスマホ市場はまだ一般的とは言えず、2,000ドルを超える価格がユーザーに受け入れられるのかがカギになりそうです。
また、高価格なデバイスは、その分耐久性やソフトウェアの完成度が求められます。三つ折り機構がどれだけスムーズに動作するのか、長期間の使用に耐えられるのかといった点が、購入を決める重要なポイントになりそうですね。
とはいえ、これまでのスマホとはまったく違う「新しい体験」ができるデバイスであることは確かです。価格は高くても、ガジェット好きにはたまらない一台になるかもしれませんね!
Source:Digital Trends