Appleが、なんと来週にもiPhone SE 4を発表するかもしれません! ただし、イベントもなしに、ひっそりとプレスリリースだけで登場する可能性があるとか…。

これに対して「いや、それはもったいないでしょ!」という声がチラホラ。というのも、新しいSEはiPhone 14風デザインに進化し、AI機能にも対応するらしいんです。これならもっと盛大にアピールした方がよくない?

Appleがこのタイミングで発表する理由、そしてSEシリーズの扱いがなぜこんなに微妙なのか、ちょっと深掘りしてみましょう!

突然の発表⁉ iPhone SE 4が来週にも登場?

Appleが、まさかのサプライズを仕掛けてくるかもしれません! どうやらiPhone SE 4が来週にも発表されるというウワサが浮上しているのです。しかも、いつもの華々しいイベントではなく、プレスリリースでひっそり登場する可能性が高いとか。

この情報をリークしたのは、Apple関連の情報では信頼度抜群のMark Gurman氏。過去にも数々の予想を的中させている人物なので、今回の話も無視できません。でも、ちょっと待ってください。iPhone SE 4って、そんなに急いで発表する必要あるのでしょうか?

過去のSEシリーズの発表時期を振り返ると、2022年モデルは3月、2020年モデルも4月でした。春のタイミングで登場するのは確かに自然ですが、今回はちょっと様子が違います。なぜなら、Appleはこの新モデルのために大きな発表会を開かない可能性があるのです。

iPhone SEシリーズはコスパの良さが魅力ですが、SE 4は従来の「安くて古いデザインのiPhone」から脱却し、大幅な進化を遂げるといわれています。これをただのプレスリリースで発表してしまうのは、ちょっともったいなくないですか?

さらに、Appleは最近「Apple Intelligence」というAI機能に力を入れています。SE 4も対応する可能性があるのに、それを大々的にアピールしないのは謎です。これはAppleがSEシリーズにあまり力を入れていないからなのでしょうか? それとも、他に何か理由があるのでしょうか?

進化したスペック! でも発表のタイミングは大丈夫?

今回のiPhone SE 4、スペック的にはかなりの進化を遂げると予想されています! これまでのSEシリーズはiPhone 8ベースのデザインでしたが、SE 4はついにiPhone 14に近いルックスになるとか。つまり、ホームボタンがなくなり、画面もノッチ付きのオールスクリーンに。

さらに、認証方式もTouch IDからFace IDに変更される見込みです。これまでのSEユーザーは指紋認証に慣れている人が多いので、ここは賛否が分かれそうですね。でも、最新のiPhoneと同じ方式になるのは、やっぱり嬉しいポイントです。

そして、地味に大きな変更がもうひとつ。ついにLightningポートが消え、USB-Cに切り替わるとのこと! これで充電ケーブルの統一が進み、Appleユーザーの悩みのタネがひとつ減ります。EUの規制に対応するためとはいえ、これは歓迎すべき進化です。

肝心の性能も、A18チップを搭載すると予想されています。これは最新のiPhone 16シリーズと同じ世代のチップなので、処理能力が大幅アップ。さらに、Apple Intelligenceにも対応する可能性が高く、AI機能を存分に活かせるスマホになりそうです。

でも、こんなに進化したiPhone SE 4を、Appleはなぜプレスリリースだけで発表しようとしているのでしょうか? AI機能をアピールする絶好の機会なのに、わざわざ控えめな発表を選ぶのは謎です。もしかして、AppleはSEシリーズに対してあまり熱意がないのでしょうか?

せっかくの進化が、発表の仕方で埋もれてしまうのはもったいないですよね。Appleは「安いiPhone」をそこまで売りたいわけじゃないのか、それとも他の製品とのバランスを考えているのか…。気になるところです。

AppleはSEシリーズを軽視してる⁉ 発表の裏にある戦略とは

iPhone SEシリーズは、「最新の性能を安く楽しめる」というコンセプトで、多くのユーザーに支持されてきました。でも、どうもAppleはこのシリーズをあまり積極的に推したくないように見えます。今回のSE 4の発表の仕方が、まさにその証拠です。

通常、新しいiPhoneが登場する時は、大々的なイベントを開いて、世界中に向けて発表しますよね? でも、SEシリーズは毎回ひっそりと発表されることが多いです。今回もプレスリリースのみでの登場が濃厚とされていて、これが「AppleはSEを本気で売る気がないのでは?」という疑問を生んでいます。

そもそも、Appleは「安いiPhone」を前面に出したくないのかもしれません。他のメーカーはミドルレンジのスマホ市場に力を入れていますが、Appleはあくまでプレミアムブランド路線を維持したいのでしょう。SEシリーズは仕方なく出している、そんな雰囲気すら感じます。

ただ、今回のSE 4はこれまでと違い、かなりのスペックアップが期待されています。デザインも一新され、最新のAI機能も使えるとなれば、「安いけど性能は妥協しないスマホ」として、もっと注目されてもいいはずです。

それなのに、Appleは今回も控えめな発表を選ぶ…。もしかすると、これは意図的な戦略なのかもしれません。大々的に発表すると、高価格帯のiPhoneの売れ行きに影響する可能性があるからです。Appleにとって、一番売りたいのはProモデル。だからSEの存在はあまり目立たせたくない、というのが本音なのかも。

とはいえ、コスパ重視のユーザーにとってSEシリーズは貴重な選択肢。今回のSE 4も、スペック次第では「最強のミドルレンジiPhone」として注目を集めるはずです。ただし、それが世間にしっかり伝わるかどうかは、Appleの発表次第。果たして、SE 4は日の目を浴びることができるのでしょうか?

Source:Tom’s Guide