4年間にわたる壮絶な法廷バトルが、ついに決着!
Android Auto向けアプリ「JuicePass」の開発元が、あのGoogleに勝訴しました。
「大企業に立ち向かうなんて無理…」と思いきや、今回の勝利はまさにドラマ級!
Googleがセキュリティの問題を理由にアプリをブロックしていたものの、
ヨーロッパの裁判所は「それ、やりすぎじゃない?」とバッサリ。
これで、もっと自由で便利なカーライフが期待できそうです!
なぜGoogleはアプリをブロックしたの?

今回の騒動のきっかけは、イタリアの電力会社Enelが開発した「JuicePass」というアプリが、Android Autoで使えなかったことから始まりました。このアプリは、電気自動車の充電スポットを見つけて予約できる便利なもので、ドライバーにとっては救世主的存在。でもGoogleは「ちょっと待って、それ使えないよ」とブロックしてしまったんです。理由はなんと「セキュリティの問題」と「専用テンプレート未使用」だったとか。確かに安全第一は大事ですが、これが4年もの法廷バトルに発展するとは思いもしませんよね。
Google側としては、Android Autoのアプリには統一感が必要で、見た目や操作がバラバラだと運転中に混乱を招く恐れがあるとのこと。なるほど納得…と思いきや、実はそのテンプレート、肝心の時に用意されていなかったんです!Enelが「じゃあテンプレ作ってよ」とお願いしても、Googleは「うーん、今すぐはちょっと…」と渋るばかり。ちなみに当時、イタリアでそのアプリを使える車はたったの0.04%しかなかったそうで、Google的には「そんなに急がなくてもいいでしょ?」というスタンスだったんですね。
でも考えてみてください。少数の利用者だとしても、その人たちにとっては大きな問題。Googleがのんびり構えている間、充電スポット探しに右往左往していたドライバーも多かったはずです。これじゃ「イタリアンジョークか!」と突っ込みたくなりますよね。
ヨーロッパの裁判所が開発者側に味方した理由
では、なぜヨーロッパの裁判所はGoogleに「ノー」を突きつけたのでしょうか?そのポイントは「競争の公平さ」にありました。Googleが自社のプラットフォームでアプリを制限するのは、便利さや安全性の確保という理由があるものの、それが度を越すと「他の企業を不当に排除してるんじゃないの?」となります。今回のケースでは、まさにその懸念が問題視されたのです。
イタリアの競争当局は2021年にGoogleに対して1億200万ユーロ(約160億円!)の罰金を課しました。「え、そんなに!?」と驚きますが、それだけ問題が大きかったということ。裁判所もこれに同調し、「アプリがないなら、さっさとテンプレを作るべきだったよね?」とバッサリ。Googleも「いや、ユーザー数が少なくて優先順位が低かっただけで悪気は…」と弁明しましたが、結局通じませんでした。
特にヨーロッパは、こういった「大企業vs中小企業」や「プラットフォームの独占」問題に厳しく目を光らせています。最近では他のテック大手も同様の問題で叩かれているんですよ。裁判所としては、「Googleさん、世界的に大きな会社なのはわかるけど、みんなが平等に競争できるようにしなきゃダメでしょ!」というわけです。結果、Googleは遅ればせながらテンプレートを用意し、ようやくEnelのアプリもAndroid Autoで使えるようになったんです。いやはや、遠回りしすぎ!
今後のAndroid Autoはどう変わるの?
今回の判決を受けて、Android Autoの未来はどうなるのでしょうか?まず期待できるのは、より多くのアプリが自由に登場することです。これまでGoogleが「ちょっと待って」とブレーキをかけていた分野にも、今後は開発者がどんどん参入できるようになります。充電スポット探しや音楽アプリはもちろん、なんとゲームやブラウザ、動画アプリも追加予定なんだとか!ただし、運転中にYouTubeで猫動画を見ようとするのは危ないので、車が停止しているとき限定ですよ。残念!
とはいえ、自由化には「安全」がセットでついてきます。Googleも今回の件で反省(?)したのか、「新しいアプリもちゃんとテンプレートを使ってね!」と念押ししています。テンプレがあれば、どのアプリも似たような操作感で使えるから、ドライバーも迷わず安心。まさに「自由だけど自己責任じゃない」理想のバランスですね。
それにしても、今回の裁判は「大企業相手でも声を上げれば変わるんだ!」といういいお手本になった気がしませんか?これからはもっと便利で楽しいカーライフが待っていると思うと、ちょっとワクワクしますよね。次に車に乗るとき、「あ、これもその判決のおかげかも?」なんて思いながらドライブするのも悪くないかも!
Source:autoevolution