ゲーム好きのみなさん、スマホがまるでレトロゲーム機になるアプリがあるのを知っていますか?その名も「ES-DE Frontend」。筆者は、これを実際に使ってスマホのホーム画面を丸ごとゲームランチャーに変えてみました。
数日間試してみた結果、ゲーム好きにはたまらない仕上がり!とはいえ、ちょっとした苦労もありました。その体験をみなさんとシェアしていきます。ゲーム愛好家も、ちょっと気になっている方も必見です!
S-DEランチャーって何?
みなさん、ゲーム好きのスマホユーザーに朗報です!「ES-DE Frontend」というアプリ、聞いたことがありますか?これは、スマホをまるでレトロゲーム機のようにカスタマイズできるアプリなんです。筆者も「そんな夢のようなアプリがあるの?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみてその実力に驚かされました。
このアプリの一番のポイントは、複数のエミュレーターやゲームを一つの画面にまとめられること。好きなゲームをスムーズに選べるUI(ユーザーインターフェース)が魅力です。ただし、注意点もあります。このアプリ自体はゲームを動かすわけではなく、RetroArchなどのエミュレーターを別途設定する必要があります。ここが少し手間ですが、一度セットアップしてしまえば、自分だけのオリジナルゲーム機が完成します。
また、このアプリは公式のアプリストアではなく、PatreonやSamsung Galaxy Storeなどから購入するスタイル。価格は約5ドルですが、その価値は十分にあります。テーマやレイアウトも自由に変更できるので、見た目にこだわりたい方にもピッタリです。自分好みのゲーム環境を作り上げる楽しさ、これはもうたまりませんよ!
実際に試してわかった便利さと課題
「とりあえず使ってみよう!」ということで、筆者のスマホにES-DEをインストール。結果、ホーム画面が一気にゲーム機らしい雰囲気に!ゲーム好きにはこのカスタマイズがワクワクポイント満載です。ですが、実際に使い始めると「これはちょっと…」と思う点もいくつか見えてきました。
まず良かったところは、ゲームの一覧が一目で見られる便利さ。ROMファイルをアプリ内に取り込むと、自動でボックスアートが表示されるので視覚的にも楽しいです。テーマ変更も簡単で、好きなデザインにすぐ切り替えられるのが素敵なポイント。ただし、Androidアプリを直接ランチャーから開く機能がまだ不完全なため、設定には少しコツが必要です。
一方で困ったのは、すべてが横画面表示になる点。スマホを縦にして使いたい時には少々不便です。そして、タッチ操作が少し面倒。特にコントローラーなしで使うときは、画面をスクロールするだけでもひと手間が増える感覚です。そんな中で筆者が試したのが、自動切り替え設定アプリ「Tasker」。これを使えば、コントローラー接続時に自動でランチャーが切り替わるので、少し便利になりました。
スマホ活用の新たな可能性を発見!
ES-DEランチャーを使ってみて、筆者が一番感じたのは「スマホってこんな使い方もできるんだ!」という新鮮な発見です。特に、ゲームをする時間が多い人にとっては、ホーム画面をゲーム仕様に変えるだけで毎日の体験がちょっと特別なものに変わります。
とはいえ、日常使いとしてはまだ改良の余地があるなと感じました。例えば、メールやチャットアプリを開きたいとき、ゲーム一覧をスクロールするのが面倒だったり、縦画面に戻す手間があったりと、普段使いには少し不向きです。でも、このアプリを使えば使うほど、「スマホを自分仕様にカスタマイズする楽しさ」に気づかされます。
特に、レトロゲーム機風のUIが好きな人には一度試してみてほしいです。そして、Taskerなどを組み合わせれば、必要なときにすぐゲーム専用ランチャーに切り替えられるのも便利な使い方です。アプリが今後さらに進化して、縦画面対応やタッチ操作がもっと快適になれば、ゲーム以外の用途でも活躍しそうな予感です。