最近のCPU、もうコア数は頭打ちかと思いきや…いやいや、まだまだ増えるみたいですよ!

Intelの「Nova Lake」は最大48コア、AMDの「Zen 6」は24コアになるかも?なんてウワサが飛び交っています。これ、本当なら今のハイエンドモデルを大きく超えるスペックですよね。

でも、コア数が増えたところで、ゲーマーにはどれくらい影響があるのか? それとも、クリエイター向けの進化なのか? 気になる最新情報をまとめました!

IntelとAMDの次世代CPU、そのコア数がヤバい

CPUのコア数が「もう増えない」と思ったら大間違いでした! IntelとAMDの次世代チップは、今のモデルを大きく超えるコア数を搭載するかもしれません。

まずIntelの「Nova Lake」ですが、なんと最大48コアになる可能性があるんです。現在の最上位モデルである「Arrow Lake」が24コアなので、単純に2倍。どうやら、チップ内部に2つの計算ユニットを搭載することで、大幅なコア増加を実現するのでは? という話が出ています。

一方、AMDの「Zen 6」は24コアになるかもしれません。今の「Zen 5」世代は16コアが最大なので、こちらも大きくパワーアップする計画のようです。AMDは小さいチップ(チップレット)を組み合わせる技術に強いので、12コア×2の構成でパワフルなCPUを作るんじゃないか、という予想がされています。

ただし、これらの情報は公式発表ではなく、リーク情報によるものです。Twitter(X)などでおなじみのハードウェア系リーカーたちが、次世代CPUについて議論している内容が元になっています。信じるかどうかはあなた次第ですが、これまでのリーク情報の的中率を考えると、期待してもいいかもしれませんね。

「コア数が増える = みんな幸せ」になるかというと、そうとも限りません。高性能になるのは嬉しいですが、発熱や消費電力の問題、価格の上昇など、気になる点もあります。果たしてIntelとAMDは、どんな魔法を使ってこの超多コアCPUを実現するのでしょうか?

ゲーマーには関係ある?ない? 新CPUの本当の実力

「48コアもあったら、ゲームめちゃくちゃ快適になるんじゃない?」と思うかもしれません。でも、実際のところゲームにはどれくらい影響があるのでしょうか?

現状、ほとんどのPCゲームはCPUの「シングルスレッド性能」に依存しています。つまり、コアの数よりも「1つのコアがどれだけ速く動くか」のほうが大事なんです。たとえば、現在のゲーミングPC向け最強クラスのCPUは8コア程度ですが、これで十分に高いフレームレートを出せています。

では、次世代CPUの多コア化は意味がないのか? というと、そうでもありません。最近はゲームエンジンも進化していて、マルチコアを活かせるタイトルが増えてきました。特に、オープンワールドゲームやシミュレーションゲームでは、多コアの恩恵を受けやすいです。さらに、ストリーミングや動画編集をしながらゲームをする人には、多コアCPUのメリットは大きいでしょう。

とはいえ、ゲーミング用途だけを考えるなら、次世代CPUが「絶対に必要!」というわけではなさそうです。むしろ、ゲーム目的なら次世代のミドルクラスCPUでも十分かもしれません。それよりも、グラフィックボードのほうがゲームのパフォーマンスに直結するので、そこにお金をかけたほうがコスパは良さそうですね。

結局のところ、「ゲームだけをするなら、次世代の超多コアCPUはオーバースペックになる可能性が高い」という結論になりそうです。でも、将来的にゲームがどんどんマルチコア対応になれば、話は変わってくるかもしれません。次世代CPUの登場で、ゲーム業界の開発方針も変わるのか? 今後の動きに注目です!

いつ登場?気になる発売時期と互換性のウワサ

「そんなスゴいCPU、いつ買えるの?」と思ったあなた、残念ながら今すぐは手に入りません。次世代CPUの登場はまだ少し先になりそうです。

現在のリーク情報によると、Intelの「Nova Lake」は2026年以降に登場する可能性が高いとされています。つまり、まだ2年近く待つ必要があるということですね。一方、AMDの「Zen 6」も同じく2026年後半~2027年初頭にかけて登場すると噂されています。

発売時期が遠いのは仕方ないとして、もう一つ気になるのが「今のマザーボードで使えるのか?」という点です。AMDの「Zen 6」に関しては、現在のSocket AM5規格と互換性がある可能性が高いと言われています。つまり、今のAM5マザーボードを持っている人は、そのまま次世代CPUにアップグレードできるかもしれません。これは嬉しいポイントですね。

一方で、Intelの「Nova Lake」は新しい設計になる可能性が高く、現在のLGA1700ソケットとは互換性がないかもしれません。Intelは過去にも世代が変わるたびにソケットを変更してきたので、今回も例外ではなさそうです。もし新CPUを使いたいなら、新しいマザーボードもセットで買うことになりそうですね。

結局のところ、次世代CPUを手に入れるには、まだしばらく待つ必要があります。でも、最新のリーク情報を追いながらワクワクするのも、PC自作の楽しみの一つですよね。IntelとAMDがどんな進化を見せてくれるのか、今後の情報にも注目です!

Source:PCGamesN