クリエイター向けの2-in-1タブレット「Asus ProArt PZ13」が登場!これ、正直めっちゃアツいです。

3K OLEDディスプレイの発色は驚くほど鮮やかで、長時間の作業もストレスフリー。さらに、バッテリーは21時間も持つから、一日中外で作業しても大丈夫!

ただし、キーボードがちょっと微妙で、ポートも少なめ。とはいえ、ディスプレイとバッテリー性能の魅力には勝てないかも!?

圧巻の3K OLEDディスプレイ!映像美がヤバい

Asus ProArt PZ13のディスプレイ、正直ヤバいです。3K解像度のOLEDパネルが搭載されていて、発色の鮮やかさがハンパじゃありません。映画を観るのも、写真を編集するのも、まるでプロ仕様のモニターを使っているような気分になります。

特に、Dolby VisionやDCI-P3カラースペース対応のおかげで、色の再現度がめちゃくちゃ高いんです。影の表現が繊細で、黒はしっかり黒く、鮮やかな色はパキッと映える。動画編集やデザイン作業をするクリエイターにとって、この美しさはかなり魅力的です。

ただし、ひとつ気になるのはリフレッシュレートが60Hzなところ。日常的に使う分には全く問題ないんですが、スクロール時やアニメーションの動きがヌルヌルしないのは惜しいポイント。もし120Hzだったら完璧だったのに…!とはいえ、映像の美しさを重視するなら間違いなく満足できるレベルです。

さらに、Asusの「Creator Hub」というアプリを使えば、色域や色温度を調整可能。DCI-P3モードで映画を楽しんだり、Display P3モードでデザイン作業をしたり、用途に合わせてカスタマイズできるのはかなり便利です。

まとめると、ProArt PZ13のディスプレイは文句なしのクオリティ。映画や写真、イラスト制作をガチで楽しみたい人には、まさに理想のディスプレイと言えます。映像美にこだわるなら、これ一択かも?

21時間バッテリー持続!どこでも作業できる安心感

モバイルデバイスで気になるのは、やっぱりバッテリーの持ちですよね。でも安心してください、ProArt PZ13はフルパワーで21時間も使えるんです!これはもう「バッテリー切れの恐怖」とはオサラバできるレベル。

長時間使える理由は、Qualcomm製のSnapdragon X Plusチップが搭載されているから。このチップ、性能はもちろんバッテリー効率がめちゃくちゃ優秀で、動画視聴やブラウジングはもちろん、クリエイティブな作業をしても余裕で持ちます。

試しに「Best Power Efficiency(省電力モード)」で放置してみたところ、21時間経ってもまだ動いていました。しかも「Best Performance(高性能モード)」でも14.5時間も動くという驚異的な持続力。これなら、カフェや移動中にコンセントを探しまわる必要もありませんね。

本体は約900gと軽量で、厚さも約9mmとスリムだから、持ち運びもラクラク。さらに、標準で付属するミュートグリーンのカバーが意外と頑丈で、カバンの中に放り込んでも安心です。

ただ、長時間使えるのは嬉しいけど、充電器を忘れると完全に油断してしまうのが唯一のデメリットかも。気づいたら「まだ大丈夫」と思い込んで、そのまま電池切れ…なんてことにならないように気をつけましょう!

それにしても、これだけのバッテリー持続時間があれば、どこでも自由に作業できます。電源の心配をせずに思う存分クリエイティブな作業を楽しみたいなら、ProArt PZ13は相当心強い相棒になりそうです。

惜しい…微妙なキーボードと少ないポートが課題

ここまで絶賛してきたProArt PZ13ですが、残念ながら完璧とは言えません。特に「キーボード」と「ポートの少なさ」は、ちょっと惜しいポイントなんです。

まず、キーボードですが、スペック上は1.4mmのキーストロークがあって打ちやすいはずなのに、実際に使ってみると少しフニャッとした感覚があります。キーを押すと微妙にたわむ感じがして、長時間タイピングすると指が疲れそう。普段からガッツリ文字入力する人には、外付けキーボードがあった方が快適かもしれません。

そして、もうひとつ気になるのがポートの少なさ。搭載されているのは、USB-Cが2つとSDカードリーダーのみ。うーん…せめてUSB-Aか、できればイヤホンジャックも欲しかったところです。特にクリエイター向けデバイスなのに、USB-Cの拡張ハブを持ち歩かないといけないのはちょっと面倒ですね。

ちなみに、MicrosoftのSurface Pro 11はスタイラスペンが付属していましたが、ProArt PZ13には付いていません。別売りのスタイラスを買う必要があるので、ペンを使う予定の人は少し注意が必要です。

とはいえ、ディスプレイやバッテリーの魅力を考えると、この欠点を許せる人も多いはず。ポートの少なさはハブで解決できますし、キーボードもタブレットとして使うなら問題なし。むしろ、サブのデバイスとして割り切れば最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

総合的に見ると、ProArt PZ13は「クリエイティブ作業に特化したモバイルタブレット」としてはかなり優秀。ただし、キーボードとポートの少なさを許容できるかどうかが購入のポイントになりそうです。

Source:ZDNET