Apple Watch Series 4が、ついにAppleの“ヴィンテージ製品”リストに仲間入りしました!2018年に登場したこのモデルは、その洗練されたデザインと機能で、多くのAppleファンに愛されてきました。
ヴィンテージ製品に認定されるというのは、ちょっとした名誉な気もしますが、サポート面では少し注意が必要です。まだまだ現役で使っている方も多いはず。これを機に、シリーズ4の魅力を振り返ってみませんか?
Apple Watch Series 4が“ヴィンテージ”に認定されるまで
Apple Watch Series 4が、2025年1月にAppleの“ヴィンテージ製品”リストに追加されました。ヴィンテージ製品と聞くと、「古臭い」という印象を受けるかもしれませんが、Appleの場合は「販売終了後5年以上7年未満経過した製品」を指します。これは、一時代を築いた名作に与えられる“称号”のようなものでもあります。
シリーズ4が初めて登場したのは2018年9月。当時は、初代Apple Watch以来の大幅なデザイン変更が話題となりました。画面サイズが大きくなり、角が丸みを帯びたデザインは、「未来的!」と多くのユーザーを虜にしました。また、内部には64ビットの新しいチップが搭載され、パフォーマンスも向上。毎朝のアラーム代わりに使っている人も、ランニング中のパートナーとして愛用している人も、きっと驚きと感動を味わったことでしょう。
5年が経ち、ついにヴィンテージ認定を受けたシリーズ4ですが、まだまだ現役で活躍している方も多いはず。Appleや認定修理業者では部品がある限り修理対応が可能です。大切な相棒をこれからも使い続けたいなら、早めにメンテナンスを検討してみてくださいね。
5年間での進化とシリーズ4の特別な特徴
シリーズ4の最大の特徴は、その「革新性」にありました。まずは画面サイズ。従来の38mmと42mmから、40mmと44mmというさらに広いサイズにアップグレードされました。この大きなディスプレイは、日常的な通知やヘルスケア機能をより快適に使えるようにしてくれました。「腕時計ってこんなに便利だったっけ?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
そして、シリーズ4には64ビットのシステムチップが初めて搭載されました。このおかげで、アプリの動作が滑らかになり、毎日の使用感が格段に向上しました。特にフィットネス機能や心拍センサーの精度が進化したことで、健康管理のツールとしての価値も一気に高まりました。
さらに、ステンレススチールとアルミニウムの2種類のケースが選べたのも魅力でした。ただし、セラミックモデルはシリーズ4ではリリースされておらず、ちょっと寂しい思いをした方もいるかもしれませんね。とはいえ、毎日の生活に寄り添うこのデバイスは、多くの人の手首で輝いていました。
ヴィンテージ化がもたらす影響とサポート情報
ヴィンテージ認定されると何が変わるのか、気になりますよね。実は、Appleのヴィンテージ製品は公式の修理対応が難しくなることがあります。ただし、すぐに修理が完全に不可能になるわけではありません。Appleや認定サービスプロバイダーでは、在庫がある部品に限り修理を受け付けています。「まだ使えるのに!」という方は、早めの対応がおすすめです。
また、シリーズ4は最新のwatchOS 11の対象外となったため、今後のソフトウェアアップデートを受け取ることはできません。これにより、新しい機能やセキュリティの更新が利用できなくなりますが、現状の機能で満足しているなら、それほど大きな影響はないかもしれませんね。
これを機に、「最新モデルに買い替えるべき?」と迷う方も多いかもしれません。ただ、シリーズ4には時代を超えたデザインと機能の魅力があります。「今のままで十分」という方は、そのまま使い続けるのも一つの選択肢です。ヴィンテージ認定は、ある意味でシリーズ4の“功労者”としての証ともいえるでしょう。