GoogleのPixelスマホに、めちゃくちゃ頼もしい新機能が登場しました!その名も「Identity Check」。

これ、スマホの設定を勝手にいじれなくするセキュリティ機能で、顔認証やPINコードがないと重要な変更ができなくなるんです。しかも、信頼できる場所(自宅とか)を登録すれば、そこではスムーズに操作OK!

今はPixel限定ですが、今後は他のAndroidスマホにも広がる予定らしいですよ。これは期待大ですね!

『Identity Check』って何?新機能をサクッと解説

GoogleのPixelスマホに、新しいセキュリティ機能「Identity Check」が追加されました!これは、スマホが盗まれたときに、大事な設定を勝手にいじれなくする仕組みです。これまでのロック機能だけでは、盗まれたあとに工場出荷状態に戻されるとデータを守るのが難しかったですが、この新機能があれば安心感がアップします。

仕組みはシンプルで、あらかじめ「信頼できる場所」を登録しておくと、その範囲内では従来どおりスムーズに設定変更が可能です。でも、その場所以外では、顔認証や指紋認証、PINコードの入力が必須になります。たとえば、自宅ならサクッと設定変更できますが、カフェや駅などでは簡単にはいじれません。

この機能が特に役立つのは、万が一スマホが盗まれたときです。スマホを手にした泥棒が「初期化して売ってしまおう!」と考えても、認証なしではリセットできません。これにより、アカウント情報や保存されたデータが守られるだけでなく、スマホ自体の転売価値も大幅に下がるため、盗難抑止の効果も期待できます。

設定方法もシンプルで、Googleマップを使って自宅や職場を信頼できる場所として登録するだけ。これで、自宅ではスムーズに操作でき、外ではしっかりガードされるというわけです。スマホを落としたり、盗まれたりしても「勝手に初期化されて終わり…」という悲劇が減るかもしれませんね!

どこがスゴい?安心ポイントをチェック

「Identity Check」のすごいところは、ただのロック機能ではなく「盗まれたあと」の対策もしっかりしていることです。普通の画面ロックなら、スマホが盗まれても初期化されてしまえば終わりですが、この新機能はそこを突破させません。

たとえば、スマホの設定を変更しようとすると、信頼できる場所でない限り、生体認証(顔や指紋)やPINコードの入力が求められます。これにより、盗まれたスマホを初期化しようとしても、簡単にはリセットできません。さらに、Googleアカウントやパスワードの管理画面へのアクセスも制限されるため、大事なデータを守ることができます。

また、「強制的にロック解除させられたらどうするの?」という心配もあるかもしれません。でも、この機能では、1回の認証だけでは重要な変更ができない仕組みになっています。つまり、PINコードや生体認証を突破されても、次に進むにはもう一度認証が必要なんです。この二重ロックのおかげで、万が一のときも安心です。

もう一つのポイントは、Pixelシリーズだけでなく、今後は他のAndroidスマホにも広がる可能性があること。GoogleとSamsungはすでに連携を深めており、近い将来、Galaxyシリーズにも同様の機能が搭載されるかもしれません。こうしたセキュリティ対策が標準になれば、スマホの盗難リスクはもっと減っていくはずです。

これまで「スマホが盗まれたら終わり…」という不安を抱えていた人も、この新機能のおかげで少しは安心できそうですね。

今後の展開は?Pixel以外のスマホにも来るのか?

現在「Identity Check」はPixelスマホ専用の機能ですが、これが他のAndroid端末にも広がる可能性は大いにあります。Googleは過去にも、Pixelシリーズで先行して導入した機能を後に一般のAndroidに提供したことがあり、今回も同じ流れになるかもしれません。

実際、この機能は昨年10月にAndroidの情報リークで知られるMishaal Rahman氏によって発見され、その後、ブラジルでテストが行われていました。そして現在、アメリカを中心にPixelデバイス向けに本格的な展開が進んでいます。GoogleとSamsungのパートナーシップが深まっていることもあり、今後Galaxyシリーズにもこの機能が追加される可能性は高そうです。

また、Android全体のセキュリティ強化が進んでいることを考えると、Googleとしてもこの機能をPixelだけにとどめる理由はあまりないでしょう。もしすべてのAndroid端末に「Identity Check」が搭載されれば、スマホの盗難リスクは大幅に減るはずです。スマホを盗んでも簡単には売れなくなれば、そもそも盗むメリットがなくなるわけですからね。

とはいえ、すぐにすべてのAndroid端末に適用されるわけではなく、まずは一部の高性能モデルから順次展開される可能性が高いです。特に、Samsungのフラッグシップモデルや、GoogleのPixel以外のデバイスにどのように実装されるかは注目ポイントですね。

Pixelユーザーにとってはすでに嬉しいニュースですが、他のAndroidユーザーにとっても今後のアップデート情報は見逃せません。新機能がどの機種に来るのか、続報に期待しましょう!

Source:Android Police