Appleのホリデーシーズンは毎年絶好調。でも今回はちょっと違う?

2024年10〜12月期の売上は、なんと過去最高の1243億ドル(約18兆円)! それなのにiPhoneの売上はちょっぴり下がっているんです。え、じゃあ何がそんなに売れたの?

実はAppleの“次の柱”が大活躍。今後の成長を左右するカギも見えてきたので、一緒にチェックしてみましょう!

iPhone売れ行きダウン…それでも売上記録更新のワケ

AppleといえばiPhone! でも、2024年10〜12月期はそのiPhoneの売上が微減しました。前年の697億ドルから691億ドルに減少し、「え、大丈夫?」と思う人もいるかもしれません。

ところが、Apple全体の売上はなんと1243億ドルと過去最高を記録。このギャップ、一体どういうことなのでしょうか?

まず、iPhoneの売上減少の理由として、市場の飽和や競争の激化が挙げられます。特に中国市場では、販売額が20億ドル以上も減少し、現地メーカーの台頭が影響していると考えられます。最近はHuaweiやXiaomiなど、強力なライバルが増えてきましたからね。

「じゃあAppleヤバいんじゃ?」と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。というのも、AppleはiPhone以外の分野でしっかり成長しているのです。特に注目すべきは、サービス事業の伸び。これがAppleの売上をガッチリ支えてくれました。

また、MacやiPadの売上も好調。Macは89億ドル、iPadは80億ドルを記録し、「iPhoneがなくても戦えるぞ!」という姿勢を見せています。とはいえ、iPhoneはAppleの主力製品。今後の戦略が気になるところですね。

では、一体どの分野がAppleを救ったのか? 次で詳しく見ていきましょう!

救世主は“あのサービス”! Appleの収益を支えた立役者とは?

iPhoneの売上が減っても、Appleが過去最高の売上を記録できた理由――それは「サービス事業」の大躍進です。Apple Music、Apple TV+、iCloudなどが絶好調で、収益は過去最高の263億ドルに達しました。

この分野、実は地味にスゴいんです。Appleはここ数年、ハードウェアだけでなく「月額課金で稼ぐ」モデルを強化してきました。iPhoneを買い替えなくても、サブスクを契約してくれれば安定して利益が出る。これが、Appleの新しいビジネスのカギになっています。

特に、Apple TV+はオリジナルコンテンツのヒットが増え、競争が激しい動画配信市場でも存在感を発揮。さらに、Apple MusicはSpotifyと並ぶ音楽配信の巨頭になりつつあります。「iPhoneは買わないけど、Appleのサービスは使う」という人が増えているんですね。

また、iCloudやAppleCare+の契約者も右肩上がり。これらのサービスは、一度契約すると長く使い続ける人が多く、Appleにとっては“頼れる稼ぎ頭”になっています。iPhoneの売上に頼らずに収益を伸ばせるのは、このサービス事業のおかげなんです。

Appleは今後、サービス事業をさらに拡大する予定。例えば、「Apple Intelligence」と呼ばれるAI技術を使った新サービスも2025年に展開される予定で、どんな進化があるのか楽しみですね!

さて、そんなAppleですが、実はAI分野でも新たな戦略を打ち出しています。次は、未来のAppleについて見ていきましょう!

AI戦略で未来も盤石!? 2025年のAppleが目指すもの

「AIの波に乗り遅れるな!」――Appleもこのスローガンを掲げているかのように、AI技術の強化に本気を出しています。特に注目なのが「Apple Intelligence」という新たな取り組みです。

このApple Intelligence、2025年4月にはさらに多くの言語と地域に対応する予定。Siriの進化や、iPhone・MacのAI機能向上に役立つと言われています。「AppleのAIって他と比べてどうなの?」と気になるところですが、Appleらしく、ユーザーのプライバシーを重視した設計が特徴になりそうです。

また、AppleはAIを活用した「スマートなユーザー体験」に力を入れる方針。たとえば、メールの自動要約や、写真編集の自動補正、さらにはiPhoneのバッテリー管理まで、AIが日常をより快適にしてくれるかもしれません。

それに加えて、Appleはハードウェアとの融合も見据えています。今後のMacやiPhoneには、AI処理を得意とするチップが搭載される可能性が高く、パフォーマンスが大幅に向上するかもしれません。「iPhone 17はAIアシスタントが標準搭載!」なんて未来もありえますね。

ただ、ライバルも手をこまねいているわけではありません。GoogleやMicrosoftもAIに巨額投資を行っており、「AppleのAIはどこまで戦えるのか?」という点には注目が集まっています。

とはいえ、Appleは“後出しじゃんけん”が得意な企業。iPod、iPhone、Apple Watchも最初は「遅れてる」と言われながら、気づけば市場を独占していました。Apple Intelligenceも、気づいたら「みんな使ってる!」という未来が待っているかもしれません。

2025年、AppleはAIの力でどんな未来を描くのか――その行方に注目ですね!

Source:Gizchina.com