ついに、AppleのAI技術「Apple Intelligence」がVision Proにやってきます!
4月に配信予定の「visionOS 2.4」アップデートで、最新のAI機能が追加されるらしいんです。これにより、Vision Proがよりクリエイティブで便利なガジェットに進化するとのこと。
ただし、ちょっと残念なお知らせも。Siriの強化はまだお預けみたい…。それでも、新機能の数々には期待大!
Vision ProがAIで進化!何が変わるの?
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Appleの高級MR(複合現実)ヘッドセット「Vision Pro」が、ついに本格的なAI機能を搭載します!このアップデートは「visionOS 2.4」として4月に登場予定で、AppleのAI技術「Apple Intelligence」が組み込まれるとのこと。今まではiPhoneやiPad、Macだけの特権だったAIが、ついにVision Proにもやってくるんです。
今回のアップデートでは、よりクリエイティブで便利な機能が追加されるのがポイント。AIを活用した文章作成ツール「Writing Tools」や、オリジナル絵文字を作れる「Genmoji」、さらには画像編集ができる「Image Playground」などが登場します。これまで以上に、Vision Proでの作業やエンタメ体験が楽しくなりそうですね。
また、Vision Proならではの新機能として「空間コンテンツの視聴&撮影」も強化されます。例えば、3D画像を撮影したり、没入感のあるパノラマ映像を楽しんだりできるみたいです。さらに、ゲストモードの使い勝手が向上し、友達にVision Proを貸すときもスムーズになるんだとか。「ちょっと貸して!」が今まで以上に簡単になるのは、地味に嬉しいポイントですよね。
AIの進化によって、Vision Proがどこまで便利になるのか期待が高まります。価格が3,500ドル(日本円で約52万円!)と高級なガジェットですが、これからのアップデート次第では、さらに価値のあるデバイスになりそうです。
新機能GenmojiやImage Playgroundってどんなもの?
Vision ProのAIアップデートで特に注目したいのが、Appleが提供するクリエイティブ機能「Genmoji」と「Image Playground」です。名前を聞いただけではピンとこないかもしれませんが、要は「自分だけの絵文字を作れる機能」と「AIを使った画像作成ツール」だと思ってもらえればOKです。
まず「Genmoji」は、AppleのAIがユーザーの要望に応じて、完全オリジナルの絵文字を作成してくれる機能です。たとえば「眠そうなネコの絵文字がほしい」とリクエストすれば、AIがサクッと作ってくれるんです。メッセージアプリで友達に送るのが楽しくなりそうですよね。
一方「Image Playground」は、AIが自動で画像を生成・編集できるツールです。ちょっとしたイラストを作ったり、写真をアレンジしたりと、手軽に画像編集が楽しめるんです。これまではMacやiPad向けの機能でしたが、Vision Proに搭載されることで、さらに没入感のあるクリエイティブ体験ができるかもしれません。
AIによるアートや絵文字のカスタマイズは、これからのデジタルコミュニケーションをもっと面白くしてくれそうですね。Appleの狙いは、単なるVR・MRデバイスではなく、「創造力を引き出すガジェット」としての進化なのかもしれません。
Siriはまだ…?今後のアップデートに期待
Vision ProのAIアップデートに期待が高まる一方で、「あれ?Siriの強化は?」と思った人も多いのではないでしょうか。実は、今回のアップデートではSiriの大幅な改良は含まれていないようです。
理由は「エンジニアリング上の課題」と「ソフトウェアのバグ」が原因と報じられています。つまり、Appleも改良を進めているけれど、まだ完成度に満足できるレベルではないということですね。確かに、Vision Proのような最新デバイスなら、ただの音声アシスタントではなく、もっとスマートなAIとして機能してほしいところ。でも、今回は間に合わなかったようです。
ただ、Siriの進化が完全に止まったわけではありません。Appleは今後のアップデートでSiriの改良を進めると見られており、より賢く、使いやすいAIアシスタントとして進化する可能性が高いです。例えば、より自然な会話ができたり、アプリの操作をよりスムーズに行えたりするようになるかもしれません。
Vision Proはまだまだ進化途中のデバイス。今後のアップデートでどのようにAI機能が強化されていくのか、引き続き注目したいですね。
Source:Analytics Insight