Intelの最新世代「Raptor Lake」CPUが、なんと訴訟の対象に。

今回の訴訟は、不安定な動作に悩まされ続けたユーザーが起こしたもので、長い間続く動作不良が原因です。高額なCPUにもかかわらず、突然の画面ブラックアウトや予期しない再起動など、使い勝手の悪さが頻発しています。

Intelは既にパッチを提供しているものの、既に影響を受けたCPUには根本的な解決ができないとされ、ユーザーの間で大きな波紋を呼んでいます。

ユーザーからの苦情が続出!Raptor Lake CPUの不安定な動作とは?

Intelの最新世代CPU「Raptor Lake」は、期待以上のパフォーマンスを謳って発売されましたが、実際に使ってみたユーザーからは、不安定な動作に悩まされる声が続々と上がっています。例えば、何の前触れもなく画面が真っ暗になったり、PCが急に再起動してしまったりと、トラブルが頻発しているんです。仕事中やゲームの大事な場面でこれが起きると、思わず「なんで今!?」と叫びたくなる気持ちも分かりますよね。

問題が発覚したのは昨年の12月ごろで、特に13世代と14世代のCPUで顕著に起きています。これには、過剰な電圧供給が影響しているとの噂もありますが、詳細な原因は不明でした。Intelは最初、問題の責任をユーザー側の「オーバークロック」や「電圧調整」にあるとし、CPU本来の設定に戻すよう提案しました。ですが、どうやらそれだけでは解決しないらしく、Intelも対応に苦慮している様子です。

ユーザーたちはSNSやフォーラムで愚痴を共有し、同じ悩みを持つ仲間を見つけては「俺だけじゃなかったか!」と一安心する始末。こんな状況が続いては、当然「Intelさん、責任取ってよ!」という声が出るのも仕方ありませんよね。

訴訟に発展、Intelの対応は?新パッチでも解決できない問題

ユーザーたちの怒りが募る中、ついにこの不安定なRaptor Lake CPU問題が訴訟に発展しました。カリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所にて、あるユーザーがIntelに対して集団訴訟を起こしたのです。訴訟を起こしたのはニューヨーク州のユーザーで、購入したばかりのCore i7-13700Kが、あまりにも頻繁に不安定な動作をするため「これは欠陥商品だ!」と断言し、訴えに踏み切りました。

Intel側も手をこまねいていたわけではなく、過去には問題解決のためのパッチを配信しています。しかし、そのパッチでも一部のユーザーの不具合が解消されず、むしろ「根本的な問題には対応できていない」との声も上がっています。特に、CPU自体の内部構造に問題があることが明らかになり、基礎的なハードウェア設計に原因がある可能性が指摘されているため、「修理では無理だ」という見解も広がっています。

このようにして、Intelのブランドイメージに暗雲が立ち込める中、同社は追加のパッチと交換対応を進めていますが、根本的な解決策が見つかるまでは、ファンたちもまだまだ辛抱が必要なようです。

CPUの欠陥と“隠されたリスク”でIntelに課される責任

Raptor Lake CPUの動作不良が表面化した際、Intelはどの時点でそのリスクを把握していたのかが、今大きな焦点となっています。今回の訴訟では、Intelが問題の存在を早くから知りつつも、何らかの意図でその事実をユーザーに隠していたのではないかと指摘されています。ユーザーは「もしそんなリスクがあると分かっていたら、わざわざ高いお金を出してまで買わなかったのに!」と憤りを隠せません。

訴訟の内容によると、Intelは2022年の後半には問題を把握していたものの、事前・事後テストでの結果にもかかわらず製品を販売し続けたとされています。その結果、消費者に対する「不作為による詐欺」としての法的責任が問われることに。さらに、ニューヨークの一般消費者法違反にも該当する可能性があるとされています。

最終的にIntelがどのような責任を負うことになるのかはまだ分かりませんが、こうした大手企業が抱える「隠されたリスク」が一度露見すると、ユーザーの信頼回復にはかなりの時間と努力が必要です。