動画制作やアニメーションをする人にとって欠かせない「Adobe After Effects」で、NVIDIAのGeForceシリーズが他を圧倒したと話題です。特にRTX 4090は、AppleやAMDのフラッグシップモデルを20倍近くも上回る性能を発揮し、まさに“モンスターGPU”と呼ぶにふさわしい結果を見せています。

一方、AppleのM3 Maxも2D作業では健闘しており、プロジェクトによっては選択肢に入るかも?それでもやっぱり、NVIDIAの独走は止まりそうにありません!

驚異の性能!GeForce RTX 4090が3D作業で圧倒的リード

NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 4090」が、Adobe After Effectsの3D作業でまさに無双状態です。このGPUは、AppleのM3 MaxやAMDのハイエンドGPUを相手にしても、20倍近くのパフォーマンス差を叩き出すほどの実力を見せています。動画編集やアニメーション制作をする人にとって、これはかなりの朗報ですよね。

特にすごいのが、RTX 4090が搭載する24GBのGDDR6Xメモリと16,384のCUDAコア。この2つが、GPU負荷の高い3Dタスクを超スムーズにこなす鍵になっています。例えば複雑な3Dレンダリングでも、処理がもたつくことなく、まるで「さあ次は何をやる?」と言わんばかりの余裕ぶりなんです。

AppleやAMDも決して弱くはないんですが、RTX 4090の設計思想がGPUアクセラレーションを徹底的に活用する方向に進んでいるため、性能面では圧倒的な差がついてしまったようです。これなら、プロだけじゃなくて、趣味で動画編集をしている人でも十分恩恵を受けられそうですね。

中堅モデルも強い!RTX 4060が競合を軽々突破

「ミドルレンジ」と聞くと、なんとなく性能が控えめなのかなと思いがちですが、RTX 4060はそんなイメージを吹き飛ばしてくれます。このGPUは、AMDのフラッグシップモデルであるRadeon RX 7900 XTXを3D性能で25%も上回るパフォーマンスを見せています。

RTX 4060は8GBのGDDR6メモリと3,072のCUDAコアを搭載していて、これだけでも十分に強力です。特にGPUを活用した3Dレンダリングでは、他社の製品をしっかり引き離しているのが特徴です。IntelのArcシリーズとも比較されましたが、これまた22%の差をつけて勝利。こんな中堅GPUが手の届きやすい価格で手に入るなら、選ばない理由が見つからないですよね。

ハイエンドモデルほどの派手さはないですが、「コスパ最強」という言葉がぴったり。動画編集を本格的に始めたいけど、予算を抑えたいという人には、このRTX 4060が最高の相棒になりそうです。

2DならAppleも健闘!でもやっぱりNVIDIAが王者?

3D作業ではNVIDIAが圧倒的ですが、AppleのM3 Maxも黙ってはいません。2Dに特化したプロジェクトでは、このMacBook Proがかなりのパフォーマンスを見せています。たとえば、After Effectsの2Dレイヤーやエフェクトを活用した作業では、CPU性能の効率が大きく貢献して、快適に動作します。

特に、GPUよりもCPUがメインで活躍するトラッキング系のタスクでは、NVIDIAとAppleのシステムが同じくらいのレベルで張り合える場面もあるんです。ただし、GPU依存の作業になると途端にNVIDIAが本領発揮。特に、RTX 4060でさえAppleのM3 Maxを10倍も上回るパフォーマンスを見せてしまうという結果には、正直驚きを隠せません。

それでも、Appleのデザインやエコシステムに魅力を感じる人にとっては、2D作業では十分なパフォーマンスを発揮するM3 Maxも魅力的な選択肢ですよね。ただ、総合的な性能で見ると、やっぱりNVIDIAが一歩も二歩も先を行っているのは間違いなさそうです。

Source:TechRadar