Windows 11でアプリが突然クラッシュする問題、イライラしますよね。実はこれ、仮想メモリの不具合が原因だったんです。
でも安心してください!マイクロソフトが配信した『KB5050092』アップデートで、この問題がついに解決されました。
今回は、このアップデートの内容や適用方法をわかりやすく解説します!
そもそも何が問題だったの?
Windows 11で特定のアプリが突然落ちたり、開こうとしても起動しないことがありませんでしたか?実はこれ、仮想メモリの不具合が原因でした。仮想メモリとは、パソコンの物理メモリ(RAM)が足りなくなったときに、ストレージを一時的にメモリ代わりに使う仕組みです。
ところが、Windows 11の23H2と22H2のバージョンで、この仮想メモリがうまく機能しない問題が発生。メモリを大量に消費するアプリを使っていると、突然動作が不安定になったり、最悪の場合はクラッシュしてしまうことがありました。
特に影響を受けたのは、動画編集ソフトやゲーム、重めのブラウザタブを開いているときなど。作業中に突然アプリが落ちてしまい、「保存してなかったのに…!」と絶望した人も多いのではないでしょうか。
また、仮想メモリの問題だけでなく、タスクマネージャーやリモートデスクトップ、USB接続にも不具合が報告されていました。これらの問題が積み重なり、「なんだか最近Windows 11の調子が悪いな」と感じていた人もいるはずです。
そんな厄介なトラブルに対処するため、マイクロソフトがリリースしたのが『KB5050092』というアップデート。これはセキュリティ更新ではなく、バグ修正を目的としたものですが、影響を受けている人にとっては待望の改善パッチとなりました。
では、この『KB5050092』で具体的にどんな問題が修正されたのでしょうか?
『KB5050092』で何が改善されるの?
今回のアップデート『KB5050092』の最大のポイントは、仮想メモリの不具合が修正されたことです。これにより、特定のアプリが突然クラッシュする問題が解消されるはずです。
マイクロソフトの公式発表によると、このアップデートでは以下のような問題が修正されています。
- 仮想メモリの管理ミスによるアプリのクラッシュ
- タスクマネージャーの不具合
- リモートデスクトップ接続の問題
- Windowsカーネルの一部のバグ
- USBデバイスの認識エラー
つまり、「最近アプリが落ちやすい」「タスクマネージャーが開かない」「リモートデスクトップがうまくつながらない」といったトラブルに心当たりがある人は、このアップデートを適用することで快適な環境を取り戻せる可能性が高いということです。
ただし、この『KB5050092』はあくまで「オプションの更新」です。セキュリティパッチではないため、適用しなくても特に問題はありません。ただし、Windows 11の動作が不安定になっている場合は、インストールを検討する価値は十分にあります。
では、具体的にどのようにしてこのアップデートを適用すればよいのでしょうか?
アップデート方法は?簡単に解説!
『KB5050092』を適用する方法はとても簡単です。以下の手順でアップデートを実行できます。
- Windows Updateを開く
スタートメニューから「設定」を開き、「Windows Update」をクリックします。 - オプションの更新を確認する
「利用可能な更新プログラム」が表示されているか確認し、『KB5050092』がリストにあるかチェックしましょう。 - インストールを実行する
『KB5050092』が表示されていたら、「ダウンロードしてインストール」をクリック。あとは自動的にアップデートが適用されます。
もしWindows Updateに表示されない場合は、「Microsoft Update カタログ」から直接ダウンロードしてインストールすることも可能です。「KB5050092 ダウンロード」などで検索すれば、マイクロソフトの公式サイトがヒットするので、そこからファイルを入手しましょう。
なお、このアップデートは自動適用ではなく、自分でインストールしないと反映されません。「自動更新にしてるのに適用されてない!」という人は、手動で確認してみることをおすすめします。
今回の『KB5050092』でWindows 11の使い勝手が改善されることを期待しましょう!アップデート後にパソコンの動作が安定するか、ぜひ試してみてください。
Source:Windows Report